Track 6. Je t'appartiens （神の思いのままに）

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Je t'appartiens（神の思いのままに） Words by Pierre Delanoe Music by Gilbert Bécaud ■ 曲解説と参加ミュージシャン 《解説》 この度のアルバム制作でフランス語の曲を入れるのはどうかと思い、色々と構想を練っていた時期がありました。 そこで、ライブでもよく演奏している「Let It Be Me（エヴァリー・ブラザースが1960年に発表）」の原曲がフランス語であることを思い出したのです。 作曲者の一人であるジルベール・ベコーはフランスの歌手・作曲家・ピアニスト・俳優。 そのダイナミックで独特な歌唱スタイルには強烈な印象をうけました。 『私はあなたのもの（Je t'appartiens）。 粘土のように、あなたのためならどんな形にもなれる。 まるで儚い昆虫のように、従順な奴隷となって尽くすでしょう。 だから、叩かないで大切にしてね。 たとえあなたが止めに入ったとしても、あなたのためならば私の魂を炎の中に投げ入れても構わない。 痛みと共に愛と憎しみが私の体の中を流れる。 天使のように賞賛を歌おう。 しかし、私は天使ではなく、ただの可哀そうな人に過ぎないことを知っているでしょ？ 私はあなたのことを愛している・・・そして掛け替えのない友だと思っている。 よく思う、あなたの計り知れないもの・・・”沈黙の宮殿” あなたにはいつも最高の気分で元気で居てもらわなくてはなりません。』 対訳：Sema Music ジルベール・ベコーがライブで歌っているのを何度も聴いているうちに、彼が歌詞の切れ目にハミングを入れていることに気づきました。 それをヒントに今回のアレンジを考案し、ボーカル仲間の横川愛子さんに素晴らしいコーラスのパートを入れてもらうことが出来ました。 愛情を神や万物と結び付け深く表現する歌詞の作り方は、シャンソン特有のものではないでしょうか。 《ミュージシャン》 Vocals by Semastian Harmony Vocals by Aiko Yokogawa Guitars & Bass by Tamasaburo